今日の日記

2003年2月13日
またまた新しい作家との出会い。野中柊さんの「テレフォン・セラピー」
を読了。

最初は「電話相談室」みたいなのを想像してた。(をいをい)しか
し、文字通りセラピーっていうのは、何かを媒体にして人間本来持
ってる自然治癒力を引き出すって事。しかも、最高13時間長電話
の記録を持つ著者が電話で癒されるって事。(ただそれだけじゃな
いけどね)

女性の脳は、おしゃべりによって快楽物質が分泌されるって良く言
われてるからそういうのも有りか。自分なら、10〜20分で勘弁。
1時間なんて言ったらそれはもう拷問ですよ。(笑)

エッセイの1つ「ヴェルヴェットのうさぎ」、通勤途中で読んでて
参った。絵本をかいつまんで紹介してるだけなのにウルウルしてき
て困った。

そして、特に心に残ったのが『誰かに捨て身の愛を捧げても、見返
りはないかもしれない。けれど、魂の報いはきっとある。そして、
その誰かと過ごした時間は幸せに満ち、何ものにも代えがたく忘れ
がたい宝物になる。』ってところ。そうだね、そうなったら最高だ
よね。

そして、この作家さんがかわいいと思ったのは、いたる所に出てく
る『心臓ぱたぱた』。普通でいうところの「心臓ドキドキ」の事な
んだろうけど。(違うのかな?)最近では「ばくばく」とかは良く
目にはするけれど。(自分なら「ばくんばくん」が近い擬音かも。


「ぱたぱた」は初めて。ホント、かわいい。9年目で離婚した事も
書いてるから、30前後は確実で。自分より確かに年下だろうけど、
そう歳もわらない女性にかわいいってのも無いかなあ?(まあ、許
せ。)

最初は「ら」抜き表現が多いのでもっと若い人かと思った。いろん
な所で見聞きしてるせいか、自分も最近使う頻度が増してきている
がまだまだ違和感が拭えない。でも、一気に読めた。おもしろかっ
た。帯にも書いてあったけど、読後は元気が少し出てきた。

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